命をつなぐ
さて今回は、当社ワークショップ【命をつなぐ】の前に、この世に生まれてきたこと自体が、既に奇跡ってことをお伝えできればと思います。(※クレド P117・P118)
当り前ですが、1人の人間(私たち)が生れるためには2人の両親がいる、その両親が生れるためには、それぞれの両親がいる。
さかのぼると 2代で4人、3代で8人、4代で16人と命の起源がある。
命の炎が1回も途切れることなく、連綿と続いていること事態が尊いが、私たちがこの世に存在することが既に凄い確率てあると言う事実。
先ずは母親から。
赤ん坊の元となる卵子は毎月1.000個ずつ女性の体内でつくられて、受精しなければ排出される。
その排出の時期は人によってすべて異なっているが、話を簡単にするために次のように考えると。。。
いわゆる月経という期間を12歳に始まって55歳まであったと仮定する。とすると、その期間43年間。
年間に12.000個の卵子が出されるので、掛け合わせると516.000(43年×12.000個)が生涯で生み出される数となる。
つまり、ある女性の516.000個のうちたった1個が実は自分であるいうことなのだ。
これは凄い数とは思いませんか?
自分以外の515.999個は人間として生まれてこなかった。
次に父親の方も考えてみると。
これも千差万別なので一概には言えないところがあるのだが、分かり易く次のように考えてみると。。。
父親の射精の回数を18歳から68歳までと仮定すると、この間50年間ある。
また射精の回数を週に1回したとしてみると。
1年間は52週なので、これらを掛け合わせてみると、50年間×52週=2.600回、という数字が出てくる。
また、1回射精に出される精子の数を単純に100.000.000(1億)個とすると、男性が生涯で生み出す精子の数は100.000.000個×2.600回=260.000.000.000(2600億)個となる
父親の方を考えてみると、なんと260.000.000.000(2600億)個の中の1個が実は自分ということになる。
そのうち、他の精子は消えて自分だけが生き残ったという凄い確率なのだ。
しかも、これだけではない。
母親の卵子 516.000個と父親の精子260.000.000.000(2600億)個のうちのそれぞれの1個ずつが結びついて自分となっている。
その確率は天文学的な数値となってしまうのだ。
つまり自分がこの世に生まれてくるためには、これだけの確立をくぐり抜けてやっと誕生したということが事実としてある。
この事実を受け止める時、粛然とした気持ちにならざるを得ない。
こんな当り前の事実を、仲間たちが考えるきっかけとなりワークでの学びから言動や行動が変わることを期待してます。
追記
命の起源として。20代さかのぼると1.048.576人、25代で33.554.432人 この人数の祖先のうち、もし1人でも欠けてたら私たちの命はない。