image
image

社長ブログ
President Blog

原因と解決の本質

さて、今回は先日参加した社内会議の中で気になったことを詳しくお伝え出来ればと思い書いてます。

当社の共通認識として時流の早い中、社内外の環境が絶えず変化し、複雑化する中で、一律の「正解」が存在せず、常に「最適解」を求めて考え続けることが求められていること。

また、志事の成否は行き着くところ問題が解決(最適解)できたか?否か?につきます!

特に、幹部メンバーに意識して頂きたいことは、一つの事故、判断ミスが当社の存続を根底から揺るがしかねない可能性があると言うこと、場当たり的な対処ではなく根本的な原因究明や、問題解決が求められていると言うことです。

IMG_5576.jpg

問題解決の基本は、「原因」に対する究明・対策・改善です。因果関係を考えながら原因の本質まで絞りこんでいきます。

まず、原因を追求する流れを大きくまとめると下記の3つ、そして、2つの再発防止対策に集約出来ます。

1 因果関係で深く広く掘り下げる

2 因果関係を正しく捉えているか確認する

3 対策を打つ場所、日程、担当者を決める

4 後日、再発していないか確認

5 メンバーと情報共有する


多くのメンバーが、問題の原因を分析しないで、いきなり改善策を適用する傾向があります。 そのやり方では正しい問題解決にはなりません。

また因果関係を「じっくり考える」と言っても、ただ時間をかければいいということではありません。時間をかけてもかけなくても同じような考えしかできないのであれば、時間のムダです。

IMG_5589.jpg

ポイントは多くの時間を原因究明に費やし、対策・改善を行いながら再発防止の仕組みを構築すると言うことです。

追記

今、当社が問われていることは、日頃から社員一人ひとりが、いかに職場の問題や課題について考えているか、問題解決に向けて何をすべきなのかを、マイルールではなくあるべき姿の組織としてどう共有しているか、ではないでしょうか? 各役職条件を参考にして頂ければ幸いです。