「先人の想いを未来につなぐ」｜令和3年度事業承継補助金を申請しました

全国的に事業者の廃業が話題になるようになって久しいですが、滋賀県の廃業率は全国的にみてもかなり高水準であり、過去には全国で一番廃業率が高い県にもなったほどです。

そこに拍車をかけるように昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、外部環境は厳しい状況が続いています。

私たちが事業を展開している滋賀県湖北エリアも例外ではなく、昨年黒壁スクエアのテナントが多数撤退したのも記憶に新しいと思います。

このような状況打開の一助となるべく私ども株式会社CLUBMAISONもこの度事業承継を決意しました。

2年ほど前から事業承継の相談を受けていた先の、承継者となり、先人の想いを未来につないでいくことになりました。

今回の事業承継に差し当たって、令和2年度第3次補正予算事業承継補助金を申請しました。

事業承継を進めていく中で見えたもの

今回の事業承継は2年ほど前から話が持ち上がり、やっと具体化してきたものですが、被承継者のかたに対してだけではなく当社としても非常に有益であったと感じています。

まず、当社が事業承継を進め、補助金を申請していくにあたって、外部向けの事業計画を作成する必要がありました。

その中で、今回の事業承継とその後の計画を見つめなおす機会になり、より確実性の高い具体化された計画になったと感じております。

そのほか、創業者であり今回の非承継者様が、創業から成長期、そして廃業とライフサイクルはあるものの、変わらぬ強い思いで事業を運営されていたことを肌で感じられたことも有益でした。

当社も地域への想いが強く、それが会社の理念にも現れていますが、今一度当社の理念も見直す非常によいきっかけになりました。

今回の事業承継も多くの方の協力により、実現しました。

事業承継した店舗は、今後黒壁スクエアの魅力を形成していく店舗になると確信しています。

これからも株式会社CLUBMAISONにご期待頂けると幸いです。