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社長ブログ
President Blog

天赦日 ~1~

さて、今回は色々な所で気になる「マインドあるある」について書いていきたいと思います。

団体や職場・複数人のコミュニティーなどで、下記の「例え」を耳にしたり、実際に感じた事はないでしょうか。

・ここが駄目ね、あれができてないとか。

・そのやり方は間違ってるよねーとか。

・またミスをしたよ。やらかしたねーとか。

・あの人のここが悪いなんて・・・・

あぁ・・・私も少し思い当たるって感じた方。

少し極端ですが、「何でもかんでも全て上手くやって当り前で、自分に対しても、人に対してもダメなところばかりが気になってしまう」って感じになってませんか?

このような、「あるある」が染み付くと毎日が許せないことばかりで「1日に1回はイライラしてる」と言う状態になってませんか?(笑)

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そもそも、この「あるある」は減点マインドなんですよね。

自分の理想を想像して、悪い点や失敗などがあれば、そこからの引き算で自分自身や他者の価値を決定づける考え方で、最初が100点満点で、失敗するとそこから少しずつ点数を削っていく評価の仕方。


この減点マインドを推奨していると、自分だけでなく、他者のこともダメなところばかり気にしてしまう傾向があり、失敗=悪いこと、恥ずかしいこと、と受け取ってしまいがちになりますよ。

(※実は日本は減点マインドの高い傾向あり:学校や職場、子育てから、職場における上司部下の関係、メディアのニュースまで至る所に減点マインドの考え方が根付いてますね。)

この減点マインドのはびこる社会・組織では、「失敗」することが許されない環境が当り前となるでしょう。

これでは、失敗を恐れるあまり、挑戦しようとする人が少なくなると言う弊害が生まれるでしょうね。

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また、他人に対しても完璧を求めているので「人のダメなところばかり」が目についてしまい、心の中は常に誰かに対する不平不満や愚痴・悪口で支配されます。

そして毎日が許せないことばかりで「1日に1回はイライラしてる」と言う状態になりますね。

そんな状態が果たして幸せと言えるのでしょうか?

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私も完璧ではありませんし、自分や他者を許すことが出来ない限り、心の平穏は訪れないと思ってます。

そして、想いを共にした仲間たちとの、幸せの始まりは、「笑顔」からだと信じてます。

穏やかで充実した気持ちで毎日を迎えるためには、減点マインドを脱却し、加点マインドを採用することが大切だと感じてます。


仲間たちのマインドが加点にシフトして、感謝と笑顔溢れる環境を、私と共に整備をしていきましょう。


追記

加点方式(マインド)のもとで積み重なっていくのは、成功や喜びしかないですよ。自己肯定感を高め、自分の活力になって、学びと成長の好循環を生み出してほしいと願います。


こんな時期だからこそ、我々はプロとして、仲間や同業者の良いとこを見て・感じ・共鳴し業界の底上げすることが担いですよ。

また、一般的に我々フードサービス業もお客様から減点方式(マインド)で評価を受けていることを理解してアクションに繋げましょうね。