求められるものとは。
さて今回は、勝手につぶやきたいと思います。
長浜市議会議員選挙も、いよいよ5日目。連日の猛暑の中、朝から晩まで地域を歩き、市民一人ひとりの声に耳を傾けながら活動されている候補者の皆様には、心より敬意を表します。 本当にお疲れ様です。
選挙期間中は、それぞれの候補者が長浜市への思いや政策を訴えていますね。
私は誰かを応援したり、批判したりするために、この文章を書いているわけではありません。
一人の市民として、そして長浜市で事業を営み、雇用を生み、税金を納めている経営者として、市議会議員という役割について率直な思いを書きたいと思います。
私は、市議会議員は地域の代表者であり、市民の代弁者であり、行政を監視する立場にある非常に重要な役職だと考えています。
市議会の仕事は、会派に所属し議案に賛成・反対することだけではありません。
市民の声を行政へ届け、条例や予算を審議し、市民からお預かりした税金が適正かつ効果的に使われているかを確認する。そして、行政がより良い方向へ進むよう提言し、ときには厳しくチェックすることも、市議会議員の重要な役割と考えています。
人口減少、少子高齢化、地域経済、観光、子育て、福祉、教育、防災、DX、企業誘致。
長浜市には待ったなしの課題が山積しています。
だからこそ、これからの市議会議員には「地域への思い」だけでなく、経済、財政、福祉、教育など幅広い知識を学び続ける姿勢と、政策を立案し実現していく力が、これまで以上に求められる時代になったと感じています。
私が議会を見ていて感じることがあります。
行政職員の皆さんは、議会でどのような質問が来ても答えられるよう、何日も前から資料を作成し、法令や予算、過去の経緯まで調べ、一つひとつの質問を想定しながら議会へ臨んでいるのでしょうね。
市民から預かった税金を適正に執行するために、見えないところで多くの時間と労力を費やしておられる行政職員の皆さんには、本当に頭が下がります。
だからこそ私は、市議会議員にも、それ以上の準備と政策提案力を期待しています。
議会は行政を追及することが目的ではありません。
行政では気付けない課題を発見し、市民の声を政策へ反映させ、長浜市をより良い方向へ導くための議論をする場です。
率直に言えば、私はもっと本質を突く質問や、数字やデータに基づいた政策論、そして10年後、20年後の長浜市を見据えた議論が増えてもよいのではないかと感じています。
行政と議会は対立する関係ではありません。
お互いが高いレベルで議論を交わし、切磋琢磨することで、市民にとってより良い行政サービスと健全な市政運営が実現すると私は考えています。
そして、私が市議会議員に最も期待していることがあります。それは、「未来を描く力」です。
目の前の課題や要望に対応することも大切ですが、それだけでは長浜市は大きく変わりません。
10年後、20年後の長浜市をどのようなまちにしたいのか。
人口減少が進む中でも若者が戻ってきたくなるまち、子育て世代が安心して暮らせるまち、企業が挑戦したくなるまち、観光客が何度も訪れたくなるまち。
そんな未来の姿を描き、その実現に向けて一歩ずつ政策を積み重ねていくことこそ、市議会議員の大きな役割ではないでしょうか。
私は経営者として、会社の5年後、10年後を考えながら経営判断をしています。
目先の利益だけを追うのではなく、将来を見据えて投資をし、人を育て、地域との関わりを築いています。
市政も同じだと思います。
目の前の課題への対応はもちろん重要です。しかし、それと同時に未来への投資を怠ってはいけません。
長浜市の未来を本気で考え、その実現に向けて挑戦し続ける議員が一人でも多く増えることを、私は心から期待しています。
そして、私が最も大切だと思うことがあります。
それは、市議会議員の報酬は、市民一人ひとりが納めた税金によって支えられているということです。
だからこそ、「市民から託された税金によって活動している」という意識と責任感は、常に持ち続けていただきたいと思います。
活動内容を積極的に発信し、成果を説明し、「この人に任せて良かった」と思っていただける仕事をすることが、市議会議員としての使命ではないでしょうか。
私は、議員報酬についても一度議論してよいと考えています。
仮に月額100万円程度の報酬になったとしても、それに見合う責任と成果が求められるのであれば、決して高いとは思いません。
優秀な人材が集まり、専任として地域課題の解決に全力で取り組み、市民へ成果を示し続けるのであれば、それは単なる支出ではなく、長浜市の未来への投資です。
もちろん、その前提となるのは成果、説明責任、透明性です。
民間企業では結果が評価されます。
議員という仕事は民間企業とは異なりますが、市民から選ばれ、市民の税金で活動する以上、「何を実現したのか」「地域にどのような価値を生み出したのか」を常に問われる立場であることは変わりません。
そして、もう一つ期待したいことがあります。
それは20代、30代の若い世代がもっと市政に挑戦することです。
若い人が夢を描けない地域に、未来はありません。
子育て、起業、デジタル化、働き方、教育、情報発信。
若い世代だからこそ見える課題があり、若い世代だからこそ生まれる発想があります。
もちろん、経験豊富な議員の知識や人脈も欠かせません。
しかし、経験だけでも、若さだけでも、これからの長浜市は変えられません。
経験と挑戦が融合した議会こそが、長浜市の未来を切り開く力になると私は信じています。
市議会議員は名誉職ではありませんね。
市民の代表として行政を監視し、税金を適切に活用し、地域課題を解決し、未来をつくる責任ある仕事です。
長浜市には、まだまだ大きな可能性があります。
歴史や文化、豊かな自然、観光資源、ものづくり、そして人の温かさ。
全国に誇れる魅力が、このまちには数多くあります。
だからこそ私は、市議会には現状維持ではなく、「10年後、20年後の長浜市をどう創るのか」という未来志向の議論を期待しています。
今回の選挙が、単に誰が当選するかだけではなく、「私たちはどんな長浜市を次の世代へ残したいのか」を市民一人ひとりが考える機会になれば幸いです。
私は経営者として、これからも雇用を守り、税金を納め、地域に必要とされる企業づくりを続けていきます。
そして、市議会議員の皆様には、それぞれの立場から長浜市の未来のために全力で取り組んでいただくことを期待しています。
私は長浜市を愛しているからこそ期待も大きいです。
このブログは批判のためではなく、「もっと良い長浜市になってほしい」という一市民としての願いを込めて書きました。
これからの長浜市が、子どもたちや若い世代が「このまちで暮らしたい」「このまちで挑戦したい」と思える地域になることを、心から願っています。
追記:我々 経営者は結果で評価される。市議の方々は市民から託されて税金で活動する以上「何を語ったか」ではなく「何を変えたか」が問われる時代だよ。


