軸への意識
さて、今回は私自身が意識してある事柄を書いていきたいと思います。
早速ですが、
ビジネスのプロとして仕事を少し強引に突き詰めていくと「考え方(物事の捉え方)」次第で大きく違いがでると考えています。
もう少し「考え方」を細分化すると、「空間軸」と「時間軸」が存在すると言うこと。
具体的には、物事を空間的(X.Y.Z)に大きく俯瞰的(3人称)に把握し、更に時間軸も加えて捉えている感覚(※4次元的な考え方)ですかね。
私自身が意識しているポイントは、本当に求められていることは何なのか、起きている事象に対して本質は何なのか、目の前に映るものや耳にする部分だけではなく、仕事の役回りと影響する範囲の全体像を把握しようとしています。
加えて、なぜ今のような状態に至ったのか、先々良くしていくには今どうするべきなのかなど、過去・現在・未来の時間軸まで思考の幅を広げた考え方を意識しています。
例えば、取引先との交渉では、「自分に求められていることは何なのか?」、「起きている事象の本質は何なのか?」を考え、自社と取引先との関係、自社関連部門への影響、他システムとの連携といった空間的な視点と、「なぜ今のような状態に至ったのか?」、「将来良くしていくには、今何をすべきか?」等の、過去・現在・未来の時間軸の視点を持つことで、目の前の事象だけでなく、影響する空間と時間の全体像を把握して最適な答えを出すのが正解と言えるでしょう。
一方、空間軸と時間軸が意識していない方は、視野が狭くなりがちで、現時点での自分の利害でしか考えない傾向があるといえます。
また、社会人になって早々に、この考え方を身に付けている方は、ほぼ皆無と感じますが、30代後半にもなり「空間軸」と「時間軸」を身に付けていないビジネスパーソンは、明らかに抜擢されることはないでしょうね。
追記: 次回は「筋が悪い努力と良い努力」について書いていきたいと思います。https://clubmaison.co.jp/blog/