違和感
さて今回は、プライベートで違和感を覚えた内容を書きたいと思います。
プライベートの時間を経営者同士で集まって、食事をしたりゴルフをしたりと。志事の現場では味わえない、率直な意見交換ができるのはありがたい時間。
立場や責任の重さを理解し合えるからこそ、遠慮なく本音で語れる。そんな存在は貴重だと思っています。
ただ最近、ふとした会話の中で「ん?」と感じる瞬間が増えてきました。
それは、限られたコミュニティの中だけで通用する価値観が、"普遍的な正解"として語られていること。
例えば、「これからの経営者は地域との繋がりが大事」「人との縁を大切にしたい」と口では語りながら、実際には地域活動や団体には所属せず、地元との接点もほとんど持っていないなんて。 実際の行動はまったく逆ですね。。。。笑
我々は経営者という立場上、「言葉の重み」を持っていると考えます。
だからこそ、言動が伴っていないと、その言葉は誰にも届かないし、逆に信用を落としてしまう危険すらあると認識してる。
勿論、そうした発言には、その人なりの背景や苦労があるのも理解しています。
でも、それを"絶対の正解"として他人にも押し付けてしまっているとしたら、それはやっぱり偏りなんじゃないかと。思う。。。
私自身、地域団体に所属したり、社外との繋がりを意識的に持つことで、自分の価値観を広げたり、偏らないように意識しています。
狭い世界で「わかる人だけわかってくれればいい」と居心地の良さに甘えてしまうと、気づかぬうちに、経営判断にも偏りが生まれると考えます。
だからこそ、自分とは異なる考えを持つ人とも関わるようにしているし、違和感を覚える場からは、あえて少し距離を取ることも大切だと思っています。
我々は、会社を導くだけでなく、自分自身の"在り方"も問われる立場です。
誰と付き合い、どこに身を置き、何を信じて行動するか。
それが結果的に、経営にもにじみ出てくると感じています。違和感を覚えたからこそ、自分自身を見直すチャンスなんだろうな。と実感。
関連ブログ: 変わった瞬間
https://clubmaison.co.jp/blog/2020/05/post-161.html
関連ブログ: 棚卸
https://clubmaison.co.jp/blog/2020/09/post-177.html
追記 : だから今日もまた、少し外の空気を吸いに行こうと思う。