12歳のハローワーク
本日、長浜市立長浜小学校にて「12歳のハローワーク」というテーマで、今年も出前授業をさせて頂きました!
毎年この時期になると、「今年もまた子どもたちに会えるな」と、少しワクワクした気持ちになります。
この取り組みは、地域の子どもたちに「働くこと」や「仕事の意味」を伝えたいという想いから参加させて頂いてます。
"仕事=お金を稼ぐこと" だけではなく、"人の役に立つこと" や "誰かの期待に応えること"、"やりがいを感じること" など、もう少し深い部分を感じてもらいたい。
そんな気持ちで、毎回お話をさせてもらっています!
授業のはじめは、自己紹介から。
「社長ってどんな仕事をしているんですか?」という質問をもらうことが多いので、今回は社長業のやりがいからお話をしました。
経営という仕事は、単にお店や会社を"回す"ことではなく、仲間たちが安心して働ける環境をつくり、お客様に喜んでもらえる"仕組み"を考えること。
その分、責任やプレッシャーもありますが、仲間の成長やお客様の笑顔に出会えるたびに、この仕事をやっていて本当によかったと感じます。
また、これまでの失敗の話もしました。
最初から上手くいくことなんてなくて、沢山の失敗を積み重ねて、今の自分があると伝えました。
授業の後半では、飲食事業部で一緒に働く仲間たちを紹介させて頂きました。
それぞれの"働く理由"や"やりがい"を通して、仕事の多様さと魅力を感じてもらいたいと想い伝えました。
先ずは1人目は。
小学生の頃、自分で作ったお菓子を友達にプレゼントした時、「おいしい!」と褒められたことが嬉しくて、パティシエを目指した彼女。
今では多くのお客様に愛されるスイーツを作る職人になっています。
続いて2人目は。
県外でフランス料理の修行を15年積み、地元に帰ってきたシェフ、どんな食材でも美味しく仕上げてしまう"魔法使いのような料理人"です。
彼の料理には、長浜の食材と人への愛情が詰まっています。
そして三人目は。
初めてのサービス業で不安を感じながらも、直接お客様に喜んでいただける喜びを知った彼女。
今ではアルバイトの育成を任され、後輩の成長を自分のことのように喜べる素敵なリーダーに成長しています。
こうしてそれぞれが違う道を歩みながらも、「人を笑顔にする」そして「地域の課題をビジネスで解決する」という同じ想いで繋がっている。
それが当社の仲間たちです。
今後も地域の学校や団体と連携し、子どもたちに"働くことの魅力"を伝える活動を続けていきたいと思っています。
無限大の可能性がある子どもたちへ。そして未来をつくるのは、今を生きる子どもたちに。
その原石たちに、少しでも光を当てられる存在でありたいと。そう願いながら、また来年の授業を楽しみにしています。