理解 納得 共感
先日の飲食事業部 店長会議からリーダー・管理者として自分の意思を仲間たちに伝えるには「理解、納得、共感」の3段階があると説明致しました。
簡単にブログでの紹介したいと思います。
先ずは1段階目は「理解する」。
意味がわかる。知識として理解する。
ただ、知識として理解したからといって、本当に行動に移すかと言うと実際の場合ほぼ行動しない。
そのためには、理解からもう一段深まった伝わり方をする必要がある。
それが2段階目の「納得」である。"腹に落ちる"(落ちさせる)という意味。
この言葉は、得を納めると書く。損得の得である。
つまり、その行動をとることによって仲間たちにどんな意味があるのか。
あえて言うならば、仲間たちに得があるのか。あるいは、やらないことに対するマイナスの効果はあるのか。
やったことで仲間たちにプラスがあって、やらないことでマイナスがあるなら、「やってみよう」となるのは当然でしょう。
~リーダーとして"自分事"にできない大義名分では、仲間たちを最後まで引っ張れない~
さらに先の3段階目が「共感」である。頭の中で感じるだけでなく心で感じる。
それがどれだけ大切なことなのか、素晴らしいことかが感覚的にわかる。感情的にわかるのが共感である。
ここまで来ると、そのことの効果を腹から信じているので、仲間たちは他のメンバーまでも引きずりこもうとする。
店舗で言えば、客が客を呼ぶという連鎖だ。顧客が、自ら伝道者になってくれる。
つまり、それを聞く相手(仲間たち)に望ましい行動を起こさせ、さらに、リーダーシップの連鎖を起こす。
ここまで来て初めて、"伝わった"と言っていいのではないかと思う。
最後に現在 店舗管理者またはリーダーを目指してる仲間たちへ
正直、労務の関係上で言うと1段階 理解・2段階 納得までは難しいと思っていません。
我々が大切にしている「義」と倫理観である「三方よし」を基準として、私の想いに賛同して頂き"大義名分"を自分事にすることが重要です。
「地域に課題をビジネスで解決する」使命を基に同じ志を持つ仲間の輪を広げていきましょう。