単純は素直?!
突然ですが、今回は少し辛口に書いてみようと思います。 私がこれまで数多くの方々を見てきて、率直に思う事は単純で傲慢な人は学ぶ姿勢がないと云うことです。
成熟したこの時代において、希少性がなく一般的で単純なことは致命的です。
私自身も まだまだ未熟ですが、ある程度の経験を積んで勉強をしていると、ポイントと云うか、だんだんと肝心な部分が見えてきます。
しかし、そこで分かった気になってしまうと、多くのことが見えなくなってしまいます。
具体的には「深いものを浅く捉え、複雑なものを単純化」してしまうから、知ったかぶりで間違う原因になると感じてます。
例えば「白黒ハッキリしていて、まるで竹を割ったような性格ですねー」と言われた方、決して褒め言葉ではありませんよ。 (笑)
むしろバカにされたと思った方がよいのでは・・・ と個人的には思います。
また、自身で竹を割ってような性格たどいうことは私は単細胞ですとアピールしてることと同じですからねー (笑)
単純に白か黒、1か0、右か左、イエスかノーなどなど
こういう二者択一的な思考をする人というのは、物事を単純化して捉えることしか出来ないと云うことですかね?
皆さんが知っているように、1と0という数のあいだにも、0.01とか、0.43とか、0.75とか、細かく見ていけば、無限に数字があることは小学生でも知っています。
単純な人というのは、「0.2なら0だし、0.7なら1でいいでしょう」と単純化してしまいます。
つまり、1か0以外の数字は見えないのです。
しかし、「これは0.37」というように、見たまま、あるがまま、複雑なものは複雑なものとして、そのままに見られる人もいます。
こういう人を「素直」と言うのです。 似て非なるもの、それが「単純」と「素直」です。
素直な人は、人の意見を聞ける人でもあります。
また素直な人には、助言をしてくれる人が沢山います。
素直は今後を間違えず、迷わないための指針、目指すべき姿勢だと私は心掛けています。
最後に0.75を1.0と見ずに0.75と見るためには、それぞれの分野での専門的な知識が必要です。
専門的な知識を持つことが希少な人財となり成熟した時代には必要となります。
これは学ばずに分かることではありません。
素直な人は、自分の無知を自覚し、知ろうと努力して勉強し、学び続けることができます。
「当り前」のことを実践させている先輩経営者が私の周囲には沢山います、そんな有り難い環境に感謝。
追記
「親父はインフレ育ちの売上主義」VS「息子はデフレ育ちの粗利至上主義」その戦いさー
時代が違うんだよねってこと。「モノからコト」→「所有から利用へ」→「サブスクリプション」や「XaaS」へと進化を遂げてるんだよね。
ルールは既に変わりつつある。