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社長ブログ
President Blog

たかのりくん 1

さて、今回は私自身を律することと、年内に法人化する仲間の士気が上がればと思い書いてみようと思います。

私が数年前に税理士事務所主催のセミナーに参加した時に印象に残った言葉で、「道徳無き経済は、罪悪であり、経済無き道徳は、寝言である」 二宮尊徳が200年前に残した言葉です。

簡単に現代語にすると【道徳なき経済は犯罪であり】と【経済なき道徳は寝言である】という言葉でしょうか。


まだまだ未熟な私は、勝手な解釈で少し強引ではありますが、【道徳なき経済】をしている人の代表は詐欺師と認識しています(笑)

人を騙して自分さえ良ければいいという人ですね。


一般的なビジネスでは、商品・サービスを購入して頂けるお客様に対して等価 価値以上の商品 + サービスを提供することが大前提です。

また、この世の中を良くしたいと言う想いもなくお金儲けをしている方。 これもまた強引ですが、私利私欲ってことですね?

個人的には昨今 このような人が増えている気がします、目的もなくお金儲けをする事には義がありません。


そして個人的な 意見としても各種 税金を納めないことも義があるとは言えませんね。

犯罪とは言いませんが、我々当り前に受けた義務教育の費用などは、社会人となり経済を通じて納めるのは当然のこと。(※安心・安全で暮らせていることの恩恵は一部の税金のお陰ですから。)

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もう一つの【経済なき道徳は寝言である】に関しても、正直 このパターンのビジネスをされている方も非常に多いと感じてます。

自分はビジネスをしているつもりで、結局はボランティアのようなことをしている人たちです。


凄く一方的ですが、経済的な裏付けがなければ理念や思想は「寝言」ですよ。命をかける覚悟はありませんよねー

理念や掲げている思想はとても立派なのですが、結局 利益や覚悟がないので、理念を実現する可能性はとても低いでしょうね。。。(※利益が全てと捉えるではなくバランスです。)

「どんなに素晴らしいことを言っていても、経済的な裏付けや同志が幸せじゃなければ所詮それは寝言」口だけって言うこと、これは私自身の戒めも含め。


一方的な見解で書きましたが、

当社のビジネス構造を分析する上でも、また第三者が評価する上でも非常に大事な言葉を二宮尊徳さんは残されたと思います。

こうした商い(ビジネス)は、日本経済が発展していく上で大きな役割を担っていたと感じます。

そして 近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られ、後世にまで続く理由が

「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方ですからね。

たいせつな仲間に響けば幸いかと・・・

最後に、たかのりくん = 二宮尊徳 = 二宮金次郎 は同一人物。けして、仲間の天孝さんではありません (笑)

追記

論語では 子曰く、君子は義に喩り小人は利に喩る。