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社長ブログ
President Blog

アクション 2

さて今回は「行動の重要性」について、前回「アクション1」 https://clubmaison.co.jp/blog/2020/12/post-182.html とは違う切り口で書いていきたいと思います。 

社内研修や先輩から「考え方を変えないと成果はでない」「意識を変えないと成果はでない」などと、一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか?

実際は頭で理解できても、それを行動に移す方はほとんどいないと感じてます。


理由として、今までの考え方や意識を改めるには、かなりの勇気を必要だし、本質的に人は変化を嫌うものだからと認識しています。

なので、挫折や大きな失敗などを経験することでようやく理解し、考え方や意識を改める。人は経験によってしか学ぶことはできないと実感します。

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これまでの私の経験上、社会人の学びには特徴があると感じてます。

大人は、すでにさまざまな知識・経験・価値観を持っているということ。


そして、自分の価値観にそぐわない知識、意味を感じない知識は受け入れない傾向がある。

仮に受け入れる場合も、それまでの知識に付け足したり、一部を交換する形をとり、まったく新しい知識が形成されるのではなく、もともとの知識が変容する学び方をする方が多いと実感。

だから私の結論は「人は経験からしか学べないのではないか」と言うこと。

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当社で「考え方を変えろ!」「意識を変えろ!」という上司があなたの身の回りにいたら、それは上司のマネジメントに問題があるのではないだろうか?


一方的な意見だが、

マネジメントに関しては、上司は部下の考え方や意識の持ち方など気にする必要はない。

上司がやるべきは、とにかく部下との信頼関係を築き、自己肯定感を高め、成果をあげさせることのみ。

仲間(部下)の「未来」を見据えて「順序」を間違えずにアクションをするのみ。

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人は経験からしか学べないとすれば、成果を部下にあげさせれば、部下は上司の考え方に理解・納得し同調する。

「考え方を変えたから、意識を変えたから成果が出ました!」ではなく、「成果が出たので、考え方を、意識を改めました!」が説になるでしょう。


上司として損得なしに、仲間たちの成長を自分事として喜べるように共に成長できることを望んでます。


追記

コロナ禍のなか、仲間たちの成長の機会を感じることが本当に多いことに感謝。