image
image

社長ブログ
President Blog

一人前な

さて今回は最近感じたことを書いていきたいと思います。

近年、挨拶が出来なかったり、感謝や謝罪の言葉が自然に出てこなかったりと。。。。基本的な礼節が身についていない場面を見かけることが増えています。

SNS上での無責任な発言や、相手の立場を考えない自己中心的な言動なども、その一例かもしれませんね。

IMG_7689.jpg


皆様はご存知だと思いますが、「衣食足りて礼節を知る」と言うことわざがありますね。


これは、「人は生活に余裕ができて、初めて礼儀や節度をわきまえることができる」と言う意味ですかね。

衣服や食べ物という生活の基盤が満たされてこそ、心にも余裕が生まれ、はじめて人としての行い=礼儀が身についていくと言うこと。。。


「礼節」という言葉は、昔から日本でとても大切にされてきたと認識してます。


「礼」とは、相手を尊重し、自分を謙虚にして、丁寧に振る舞うこと。

そして「節」とは、その礼を時と場合に応じて、適切に行動すること。

私たちは、この"礼節"を身につけてこそ、一人前の人間だと言えるでしょう。

IMG_7694.jpg


私はこの「相手を尊び、自分をへりくだる」姿勢と言うのは、単なる自己犠牲ではなく、「自分も、周囲の人も、どちらも大切な存在なのだ」という認識から生まれるものだと考えています。

自分を認める(自己肯定感)からこそ、他者の良さにも気づけるし、素直にリスペクトする心が育っていくと実感してます。


私たちが当社で日々取り組んでいる"チームづくり"にも通じるところがありますね。

年齢、立場、経験、考え方の違いを超えて、使命を基に「違っていて良い」「同じでなくて良い」という共通認識があることで、お互いを認め合い、高め合える環境が生まれていくのだと思います。

当社の使命である「地域の課題をビジネスで解決し、人から必要とされる企業へ」という想いを胸に、今期も一日一日を丁寧に積み重ねていきたいと思います。

関連ブログ:自己有用感 https://clubmaison.co.jp/blog/2022/07/post-229.html 

追記:礼節の根底には「仁」の心。相手を思いやる「仁」があってこそ、礼も節も本物となり、真の意味を持つと考えます。行動一つひとつに「仁」が宿るよう心がけていきたいですね。「義」を持つ貴司さんご馳走様でした。