チームビルディング~3~ 「チームワークとの違い」
前回までは「チーム」と「グループ」について書いてきました、結論としては当社は「グループ」は存在しないと言うことでしたよね(笑)
さて、今回は「チームビルディング」と並んで比較されることが多い言葉「チームワーク」について、どのような違いがあるのかを説明したいと思います。
「チームビルディング」と「チームワーク」の決定的な違いは、仲間(人材)を活かすのか、活かさないか、だと個人的には考えてます。
チームビルディングでは、業績の効率化や結束力アップだけではなく、仲間たちそれぞれの強みや、個性を大事にして人材の力を伸ばすことも目的としています。
なので、仲間たちは中長期的かつ戦略的な視点を持ち、最低限単年度中の取組内容と役割を理解することが重要となります。
一方、チームワークは一緒に仕事をして、効率化を目指し仲間同士の結束を固めることに重点を置いていると言えるでしょう。
人材育成には余り注力しておらず、メンバー同士の弱点を補完しながら特定の課題(ワーク)を解決することが重視されます。
(※個人的には、チームワークが発揮されるのは、ある程度全体像が見えており、ゴールの想像がしやすい短期的な課題に対してのみと認識してます。)
つまり、チームワークでは課題解決を第一の目的としている為、仲間たちの能力を活かすことや成長には、ほとんど目が向けられていないのが現状と言えるでしょう。
皆さん明確な違いをご理解頂けたでしょうか?
結論は「チームビルディング」と「チームワーク」では、仲間の能力を活かす視点が、大きく異なっているということです。
もう少し具体的「チームビルディング」を説明すると、
仲間の能力を持ち合い、当社に付加価値を付けることで、中長期の視点を持ち、企業理念達成を目指す取り組みがチームビルディングと言えます。
仲間たちが活躍できる組織を作る為には、チームで業績をアップさせ、一人ひとりの役割を明確化することが重要ですよ。
また、チームビルディングを行う目的の一つとして、組織内でのコミュニケーションを活性化させることもあります。
意見交換をして協力し合う為にも、気軽にコミュニケーションが取れる雰囲気づくりが大切と考えます。
コミュニケーションが円滑になることにより、各自の価値観を共有することができてチームの結束力も高めることが出来るでしょう。
同じ目標に向かって一体感が生まれると、当社が掲げている理念や使命、倫理観なども更に浸透すると期待してます。
当社は複数のチームで構成されている為、組織全体の生産性を上げるうえで、チームビルディングを行うことは必要不可欠と考えてます。
最後に、ビルディングの重要性と理解を深めて頂く為にポイントにしました。共により良い組織形成を築き上げていきましょう。
【重要①】我々凡人は、目の前の仕事が忙しいと大切なこと(当社の想い・目的・ルール)を忘れる特性があるので意識するように。
【重要②】チームワークとはメンバー同士の弱点を補完しながら、短期で特定の課題(ワーク)を解決すること。
【重要③】仲間の強みを活かし、中長期の視点を持ち、企業理念達成を目指す取組みがチームビルディング。
【EX】チームワークを壊さないとチームビルディングは活性化しませんので悪しからず。。。。