箱ものビジネス
さて、今回は4月より事業再建や補助金コンサル等の案件が多いので、私自身が箱ものビジネスを立ち上げる際の手順を簡単に説明したいと思います。(※人財: 採用から教育、評価制度、ビジネスモデルは割愛)
■フェーズ 1
①市場規模
→業態選定
→売上予想
→シェア理論
→時流(今後の市場傾向)
②商圏分析
→立地分析
→退店分析
→競合店分析
→主要動線分析
→人口特性、昼夜間人口、ピラミッド、性別
③初期費用
→ 物件取得費
→内外装費
→その他
④収益シミュレーション(PL)
→ 売上総利益
→営業利益
→経常利益
→税引前当期純利益
→当期純利益
⑤ 投資収益率(ROI)
→当社基準との比較
※フェーズ 1 ①〜⑤を総合的に判断し、事業投資として当社 投資収益率基準を満たない事業にはチャレンジ(投資)することは決してありませんね。
■フェーズ 2
⑥差別化要因
→立地
→規模
→参入障壁
→ストアロイヤリティ
→商品力
→販促力
→価格力
→固定客力
→ポジショニング
⑦設計
→ペルソナ
→トンマナ
→LTV
→検索ボリューム
→商標権
→シナジー効果
→オペレーション
→出口戦略
⑧広報
→CPO
→媒体選定
→販促計画
⑨中期経営計画
→3ヶ年シミュレーション
※フェーズ 2 ⑥〜⑨を当社基準として事業計画を作成。事業計画の精度が60%以上に仕上がって初めて事業投資検討となる。
■フェーズ 3
・物件、立地選定
・店舗デザイン
・オープン計画
※フェーズ 3 これだけ年蜜に事業計画を立ててもオープンしてみないと分からないことがあるのが現実。計画通りに行かないことを想定して20%から30%の修正案は準備しておくことは必須だわ。
一般的な事業経営者は個人保証で金融機関から借入をして、管理が難しいと言われる 人・モノ・金・情報から時流を読み経営判断をしています。
そして、失敗したら金融機関の借入が残り、成功しても一生不安は消えず人・金で悩むと言う事実。 笑
私は17年前に「知識がない」が無いまま事業経営者となり、沢山の失敗と沢山の方々からの支援があり現在があると言えます。
過去の経験から事業経営者として、経験が浅く悩みがある経営者には知識がないことで苦労をして欲しくないと思いブログを書くことにしました。
今後の事業運営で一人で判断出来ないことがあれば遠慮なくご連絡くださいよ。
お話を聞くことは出来ますので。
追記
私が考える、箱ものビジネスとは「立地と業態の整合性」が重要となり、不足してる知識は補完してもらえるパートナーに外部委託することが比較に良いと言えます。