出前授業② ~長浜市立浅井小学校~
社外団体である納税協会青年部のメンバーとして、「私たちの暮らしと税」と題して、6年生を対象に租税教室の講師を務めさせて頂きました。
今回の出前授業を通じて、次代を担う子ども達に税の意義や役割を正しく理解してもらい、未来の納税者として社会や国のあり方を主体的に考えるきっかけなればと思い授業を進めてきました。
内容としては
クイズ形式で回答する時間やアルミケースに一億円(レプリカ)を持参してサイズや重さなど体感する時間などと飽きない様に色々工夫をしました。
具体的なクイズ一例としては。。。
Q : 税ってどんなものに使われている?
A : 学校、道路、消防、警察、ゴミ(回収、焼却)、公園、図書館、年金などです。
Q :日本の税の種類って何種類くらいある?
A :50種類くらいあります。
Q :税金の集め方ってどんなのがある?
A :同額(消費税など)、同率(法人税など)、超過累進(所得税、相続税など)、特定(自動車税、固定資産税、酒税、タバコ税など)
Q :税の使い方は、どこで、誰が、どうやって決めている?
A :「私たち国民」が「選挙」で選んだ「国会議員」が「国会」で決めています。
子ども達が活発に意見を出しあって答えてくれたことが大変印象的でした。
最後には、ワークとして架空の「みんなの町」を設定して、税金で作られたものを振り返り、子ども達に自主的に考えてもらい理解を深めて頂きました。
2校の出前授業を通じて確信したことは、子ども達の勤労観、人生観、世界観、納税の義務と言った人間の核となる部分を育むには、多様な大人が子ども達と関わり、子ども同士が学び合い、様々な価値観や考えに触れることが重要だと言うこと。
私自身も「働くこと」・「租税教育」に関わることで、改めて勤労や税について考える機会を持てたことに感謝しております。
関連ブログ:出前授業① ~長浜市立長浜小学校~ https://clubmaison.co.jp/blog/2023/10/post-256.html