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社長ブログ
President Blog

迎合しない

さて、今回は私が意識している「適応」に関して書いていきたいと考えています。

我々が社会生活を送る上で、周囲の環境や人にある程度合わせることは大切なことですよね。

ですが、
余りにも度を過ぎると、自分の意見や気持ちが無くなってしまうこともあります。

現在の職場やプライベートなどで「考え方が合わない」と感じる人は必ず1人くらいは居ると思います。笑


事実として、
育った環境や価値観や興味は人によって様々ですし、人の成熟度や経験値によって物事の捉え方が違うので、「考え方が合わない」と一般的に認識すると考えます。

なので、誰でも波長の合わない人が1人くらい居るのは当たり前だと思います。笑

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「考え方が合わない」ことにより、一般的に人は「嫌われる」ことを恐れますので、相手に「迎合」してしまうことが多々あります。

簡単にいえば、相手に無理やり合わせようとするのです。

この迎合という行為は、場面、場面でやむ得ずに使う時もあると思います。

例えば、仕事の見習い時期、仕事の取引先等に対しては、ある程度の迎合するのは仕方がありません。

また、小学生や中学生の頃は、「協調性」を学ぶために迎合してしまう時期があったりもしますね。

ただし、当然ながら迎合と適応(協調性)とは全く違うものですので、切り離して考えなければなりません。

適応(協調性)は人の意見に耳を傾け(傾聴)つつ、自分の意志を示すことであり、自分の意志を消そうとする迎合とは全く違います。

そのため、私たちは適応(協調性)を高めつつも、迎合意識とは距離をとらねばならないと言うことです。

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組織として、私が推進し意識していることは、「迎合するのではなく、適応(協調性)しよう」です!

社会への適応(協調性)、職場への適応(協調性)、人間関係への適応(協調性)、技術への適応(協調性)等様々です。

人としての尊厳を曲げてまで迎合する必要は全くありませんが、様々な環境に適応しなければならないことを理解して頂きたい。

我々は、完璧ではない仲間たちが集まった中では、それぞれの意見があり想いがある。同じ志を持つ仲間だからこそ適応し、それぞれの意見の良い所を一つにまとめ、共に豊かになろうと邁進するのです。

日頃より私が意識している「適応」とは先義後利の精神を持ち、コミュニケーション不足なならない様に努めることを、しっかりと理解して頂ければ幸いです。

※私自身は迎合する生き方はしておりませんので悪しからず。


【参考】

適応:ある状況に合うこと。また、環境に合うように行動のし方や考え方を変えること。

迎合:相手の気に入るように努めること。相手に合わせて自分の意見や態度を変えること。