高校生に言葉がヒントとなった日
さて今回は、長浜北星高校の1年生のみなさんを対象に、出前授業(地域業界ワークショップ授業)に参加させていただきました。
先ずはお声がけくださった先生方、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
今回の授業では、当社の飲食事業部と福祉事業部についてお話ししながら、「働くこと」や「地域の課題や当社の課題をどう解決していくか」を一緒に考える時間をつくっていただきました。
私たちは、ただ店舗や事業を増やすのではなく、地域の中で必要とされる役割を担い続けたいと考えています。
その中で福祉事業部として、大切にしているのが、"障がい者と企業の溝を埋め、地域社会の課題をビジネスで解決する"という使命です。
そして今日は、当社の課題であり、これから叶えたい夢として「障がいのある方々が中心となって働ける飲食店を展開したい」という構想を率直に共有し、ワークショップ形式でみなさんの意見をいただきました。
「障がいのある方が働きやすい職場にするには、どんな工夫が必要か」「どんな業態、どんなお店なら実現しやすいか」といった問いに対して、みなさんが真剣に考え、言葉にしてくれたことがとても印象に残っています。
やさしさだけで終わらせず、どうすれば現場が回るのか、どうすればお客様もスタッフも気持ちよくいられるのかという視点で具体的な意見が出てきて、高校生ならではの柔らかい発想と現実的な目線に、こちらが学ばせてもらいました。
出前授業をするたびに感じますが、地域の未来は、こうして自分の頭で考え、意見を出し合う場から少しずつ形になっていくのだと思います。
今日いただいた声やアイデアは、社内でしっかり整理して、今後の構想に必ず活かしていきます。いつか「北星高校での授業がきっかけで、この取り組みが動き出した」と胸を張って言えるように、私たちも挑戦を止めずに進んでいきます!
改めて、長浜北星高校のみなさん、先生方、関係者のみなさま、貴重な機会を本当にありがとうございました。
地域の可能性はまだまだ広がると実感。
私たちも地域に必要とされる企業であり続けられるよう、これからも一歩ずつ積み重ねていきます。


