裸の王様!?
さて今回は「裸の王様」について、
元々は世界的な有名童話ですが、昨今は会社の社長や上司など自らよりも、力がある立場の人を貶す誹謗中傷や陰口の際に、よく使われる喩えではないでしょうか。
詐欺師に煽てられ、周囲には的確な助言をしない部下ばかりだと、王様も自分を見失い最後には大恥をかくという物語です。
その中身から、どんなに権力者や実力者でも自らを驕り高ぶり、批判や反対意見、真実をきちんと受け入れないと失敗や自滅するという教訓ですね。
この話は、一般的には「権力者=王様」への教訓と見られることが多いですが、王様に仕える大臣や観衆への教訓も含まれているのではないでしょうか。
【教訓1】物の正しい価値を知る
→価値のない物(価値がゼロ)に大金を払ってしまうことは、現在にも通じる教訓ですね。
【教訓2】虚栄心はほどほどに
→自分自身を疑い愚かな面があるという謙虚な心を持つことが必要。
【教訓3】同調圧力に屈せず言いたいことを言う
→世間の目を気にしすぎて、正直に言いたいことを言えなくなるのはよくないですね。
ポイント
【教訓4】イエスマンばかりをそばに置かない
どんな意見でも同調してくれるイエスマンは、一見すると反対意見をぶつける人よりも心地よく感じてしまいます。
組織のリーダーの周りがイエスマンだらけ、という会社も少なからず存在していますが、当社では日頃からお伝えしているように経営幹部のイエスマンはいりません。
社長の私がプラス3の意見を言ったら、マイナス3の意見が言える方が理想の経営幹部です。
社長がプラス3だったら幹部はマイナス3
社長がマイナス9だったら幹部がプラス9
社長がマイナス4とプラス4を言ったら、幹部もマイナス8とプラス8を言う。
※前提として社長の考え(答え)を理解していることね。
社長を尊敬するだけのでは経営幹部ではありません、社長がいなくても、当社のベクトルで話せる方が理想の経営幹部です。
なので、イエスマンはいりません(笑)
関連ブログ(※但し発言の空気は読んでください) https://clubmaison.co.jp/blog/2019/11/post-139.html
そして最後に、もう一度思い出して欲しい。
沢山の異性が存在する中で自分を選んでくれたのは誰だろう?
まだ若くて未熟な自分のパートナーになってくれたのは誰だろう?
雨の日も風の日も家族のために頑張って支えてくれるのは誰だろう?
世界中に沢山ある会社の中で、当社を選んでくれたのは誰だろう?
同じ目的に向かってる同志は誰だろう?
当社は仲間(社員)の苦労に報いるために年輪経営を軸に発展し、利益を出さなければならないのです。
お客様や利用者に喜ばれて、そして仲間(社員)が幸福を感じられる、そんな滋賀で笑顔がいちばん溢れる会社を目指してます。
それぞれが当社の役割を納得して、一枚岩となり勇往邁進していきましょう。
追記
今後守るべき人がいる後輩経営者へ。
地球上には既に77億人以上いるなかでの運命的な出会い。そして、確実な安定や保証がないなか信じて覚悟を決めてくれた人に対して、素直に感謝の心が生まれれば更に成長するだろう。(※先日はリアル裸の王様だったなぁと・・・・)