思考 幅と深さ ~SV編~
さて今回は、突然ですが「考えの浅い人」と「考えの深い人」、あなたはどちらのタイプでしょうか?と言う質問の本質に対して個人的に見解を書きたいと思います。
もしも「そんなこと、考えたことなんかない」と言うのであれば、前者にカテゴライズされるかもしれませんね。
また「うまく行かないことが多いな」や「詰めが甘く、結果が台無しになることがある」と感じることが多い方は、いくら自分が後者のタイプだと思っていたとしても前者でしょうね。
では、先ず『考えが浅い』とはどのような状況なのでしょうか?
一方的ですが、私なりの答えは『思考を深掘りしておらず、表面的にしか捉えられていない』状態と認識しています。残念ながら物事の本質を理解していませんね。
逆に「考えの深い」とはどう言うことだと思いますか?
時間をかける=よく考えた、となるかと言うと、ちょっと違います。
同じようなことでぐるぐると考えをめぐらせているだけでは、よく考えたことにはなりません。ここまでの考えの方は「浅い」と言わざる得ないでしょうね。
考えを深くするためには、まず思考の「質」と「量」を確保することが必要なんです。
いきなり質を高めるのは難しいので、まずは量を増やすことをおすすめしますね。
そのためには、考える幅を広げ、それを突き詰めて深めていくこと、つまり「幅と深さ」が求められます。
まずは「幅」ですが、これはそもそも何を考えるのかという検討や対象とするものの範囲です。
またボトルネックを把握することもポイントと言えます。
でなければ「え、それ検討してないの?」と言われるような重要なことが漏れていては、考えた意味がなくなってしまいますから、幅を決めるのは思考の出発点ということになります。
次にどれくらい突き詰めて考えたかという「深さ」です。
思考停止というのは、深く考えずに安易な結論を出している状態です。
実際には考えてはいるけど考えが浅い、もしくは浅いところで満足している状態の方が非常に多いと感じます。
思考の深め方を知らないと情報のまとめや短絡的な考えにとどまってしまうため、「で、それで何が言えるの?」「どうしてそう言えるの?」という質問攻めにあってしまうでしょう。
自分だと感じる方は要注意ね。
先ずは基本となる思考とは、「幅」と「深さ」という本来時間がかかる2つの要素をおさえなくてはならないのです。
しっかりと解像度を上げ基本の2つの要素を理解していきましょう。また自分自身を疑うことも合わせて意識してくださいね。
関連ブログ:ボトルネック~SV編~ https://clubmaison.co.jp/blog/2022/07/-sv.html
関連ブログ:店長と課長の違い https://clubmaison.co.jp/blog/2021/02/post-185.html